夕方６時に福岡方面へ出発、運行を経て翌朝５時に帰社。
会社に着いた際、どこからともなく社長が現れ、お疲れさま！と
サプライズで出迎えてくれた。
この気づかいに感動したことは、いまでも鮮明に覚えています。

桜瀬運輸に入社する前は、 北九州の運送会社で大型トラックのドライバーをやっていました。
２０２４年12月、自宅がある宇佐から北九州までの通勤中に事故に遭い、 数ヶ月にわたり療養を余儀なくされました。
その後、復帰しましたが、予想以上に事故の後遺症と筋力の衰えに、 荷物の積み下ろしが大きな負担となり、退職。
体が復調し、体力も戻り、後遺症も改善され始めたので派遣会社に登録し、 2025年の４月から５月末まで、桜瀬運輸で働いていました。
そして派遣期間が終了し、どうしようかなと思っていたところに 「社員として来てくれないか」と伊藤社長から声を掛けていただきました。

派遣期間中に感じていたのですが、 桜瀬運輸は伊藤社長や先輩たちをはじめ、 とにかく、みんなが気づかってくれる。
ペーパードライバーだったフォークリフトの運転を練習していると、 先輩たちがいろんな角度からアドバイスをくれて、 見る見るうちに上達していったことを覚えています。

いまは統括部長として、運行管理を含めた全体的なマネジメント業務を担当しています。
管理職ではありますが急遽、ドライバーが体調不良でハンドルを握れないときは、 私が運転して目的地まで向かうこともあります。
私は長年、トラックを運転していましたから、ドライバーの気持ちはわかります。
出発時に、上司から掛けられた何気ない言葉や態度が原因で 運転中にあれこれ考えたりすることもありました。
道中、ドライバーは孤独です。
気持ちの浮き沈みで運転の所作が変わります。
だからこそ、私は出発時のドライバーには 笑顔で「気をつけて、いってらっしゃい！」と、 帰社したドライバーには、書類整理やパソコンでのタイピング中でも、 必ず手を止めて立ち上がり、出迎え、 「おかえりなさい！本日もおつかれさまでした」と感謝の言葉を伝えます。

桜瀬運輸には社内に工場長（メカニック）がいます。
トラックの異音や不調を感じたら、すぐに相談できる。
社外メカニックへ業務を委託している場合は、引き取り・チェック・修理まで、 数日は必要ですが、桜瀬運輸の場合はすぐに解決できるので安心です。
桜瀬運輸では１人１台ずつトラックが貸し出されているので、 自分がハンドルを握るトラックに対しては」自然と愛着が湧いてきます。

そして私が、桜瀬運輸への入社を決めたもっとも大きな理由は、 伊藤社長の社員への気配り・心配りです。
どんな些細なことでも、決して一人で抱え込まないで、なんでも相談しなさい。
桜瀬運輸の社員は、なにかあってもオレが絶対に守る。なんとかなる！大丈夫！ これが伊藤社長の口癖です。
伊藤社長に“大丈夫”と言われると、不安が解消されて、自分に自信が持ててきます。
大事にされているなあ！と心から実感できるから、 会社の役に立ちたいと思えてきます。
自分がいちばん輝く職場に出会うと、毎日がワクワクで本当にストレスがありません。
いままで、紆余曲折はありましたが、 すべては桜瀬運輸で働くための貴重な経験だったんだと思えてくるほど、 いまの私にとって、とても大切な職場です。
桜瀬運輸の認知度アップと働く仲間を増やしたいという思いから、 会社のSNSやインスタの開設を伊藤社長に提案したら、 いつものように「やりたいことがあったら、何でもトライしてOKだよ」と 私の背中を押してくれました。
そんな伊藤社長の温かい言葉が、 私の大きなモチベーションにつながっています。